読み込み中...
読み込み中...
※ 当サイトのリンクには広告が含まれています
フリーランスの開業届の書き方・必要書類・提出方法を初心者向けに解説。e-Taxと郵送の2つの提出方法と、青色申告承認申請書の同時提出で節税する手順を紹介します。
開業届とは、個人が事業を始めたことを税務署に届け出るための書類です。
正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」で、フリーランスとして独立する際に提出します。
提出するメリット:
提出しなくても罰則はありませんが、青色申告を利用するには開業届の提出が必須です。 年間の利益が数十万円以上になる見込みなら、提出する方が得です。
フリーランスになる全体の流れは「フリーランスのなり方完全ガイド」で解説しています。
開業届の書き方を、記入項目ごとに解説します。
開業届を提出する際に必要なものは次の通りです。
| 項目 | 用意するもの | メモ |
|---|---|---|
| 開業届 | 国税庁のサイトからダウンロード | PDF形式で配布されている |
| 青色申告承認申請書 | 国税庁のサイトからダウンロード(任意だが推奨) | 青色申告を利用する場合は同時提出が便利 |
| 本人確認書類 | マイナンバーカードまたは通知カード+運転免許証 | e-Taxならマイナンバーカード1枚でOK |
| 印鑑 | 認印でOK(シャチハタは不可) | e-Taxなら不要 |
所要時間: 手書きで30分程度、会計ソフトの自動作成なら5分程度
freeeやマネーフォワードの開業届作成サービスを使えば、質問に答えるだけで開業届と青色申告承認申請書が同時に完成します。
開業届の記入項目は次の通りです。
納税地を管轄する税務署名を記入します。 国税庁の税務署所在地検索で調べることができます。
税務署に提出する日を記入します。 郵送の場合は投函日でOKです。
住所地・居所地・事業所等のいずれかを選び、住所を記入します。
ポイント: ほとんどの場合は「住所地」を選択します。自宅兼事務所なら住所地でOKです。
氏名、生年月日、マイナンバー(個人番号)を記入します。
事業の内容を簡潔に記入します。
記入例:
注意: 職業によって個人事業税の税率が変わるため、複数の業務を行う場合は主なものを記入します。
事業名(屋号)があれば記入します。 なくても構いません。
ポイント: 屋号は後から変更できるため、最初は空欄でも問題ありません。屋号付きの銀行口座を開設したい場合のみ記入しましょう。
「開業」にチェックを入れます。
事業を開始した日(または開始する予定日)を記入します。
ポイント: 開業日は任意の日付でOKです。ただし、開業日から1か月以内に提出する必要があります。
「青色申告承認申請書」を同時提出する場合は「有」にチェックを入れます。
推奨: 青色申告を利用する予定なら、開業届と同時に青色申告承認申請書を提出すると手間が省けます。
どのような事業を行うかを具体的に記入します。
記入例:
ポイント: 詳細に書く必要はありません。3〜5行程度で事業内容がわかれば十分です。
開業届と一緒に「青色申告承認申請書」を提出することで、青色申告の特典を受けられます。
青色申告のメリット:
| 項目 | メリット |
|---|---|
| 青色申告特別控除 | 最大65万円の控除で所得税・住民税を節税 |
| 赤字の繰越 | 赤字を3年間繰り越して翌年以降の黒字と相殺できる |
| 家族への給与 | 家族に支払う給与を経費にできる(青色事業専従者給与) |
提出期限:
ポイント: 開業届と同時に提出すれば、手続きが一度で済みます。
青色申告の詳細は「フリーランスの確定申告のやり方」で解説しています。
開業届の提出方法は次の3つです。
メリット:
必要なもの:
手順:
ポイント: e-Taxを使えば、郵送の切手代や税務署への移動時間が不要です。初めての人でもfreeeなどのサービスを使えば10分程度で提出完了できます。
メリット:
必要なもの:
手順:
ポイント: 控えを返送してもらう場合は、必ず返信用封筒を同封しましょう。控えがないと、後から屋号付き口座を開設する際に困ることがあります。
メリット:
必要なもの:
手順:
ポイント: 税務署の窓口は平日8:30〜17:00です。混雑を避けるなら午前中がおすすめです。
開業届の提出でつまずきやすいポイントを事前に知っておきましょう。
開業届だけ出して、青色申告承認申請書を後回しにすると、期限(開業から2か月以内)を過ぎて青色申告が使えなくなることがあります。
対処法:
控えがないと、後から屋号付き口座を開設する際や、補助金申請時に困ることがあります。
対処法:
開業日から1か月以上経過した日を記入すると、提出期限を過ぎていることになり、受け付けてもらえない場合があります。
対処法:
マイナンバーの記入漏れで提出できないケースがあります。
対処法:
税金の仕組み全体を理解したい場合は「フリーランスの税金まとめガイド」を参照してください。
開業届を出さなくても罰則はありませんが、次のデメリットがあります。
年間の利益が数十万円以上になる見込みなら、提出する方が得です。
副業の場合、開業届は必須ではありません。
ただし、副業の収入が年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。 青色申告を利用して節税したい場合は、開業届を提出する価値があります。
副業からフリーランスへ移行する方法は「副業からフリーランスへの独立ガイド」で解説しています。
開業日は任意の日付でOKです。
ポイント:
例えば、3月1日に開業届を提出する場合、開業日は2月1日〜3月1日の間で設定します。
はい、屋号は後から変更できます。
屋号を変更する場合は、新しい開業届を提出するだけでOKです。 「異動届」を提出する必要はありません。
開業届を出しただけでは会社にバレることはありません。
ただし、副業の収入が住民税に反映されると、会社に通知が行く可能性があります。
対策:
税務署に「保有個人情報開示請求」を行うことで、控えのコピーを再発行してもらえます。
手順:
ポイント: 手続きに時間がかかるため、控えは大切に保管しましょう。
はい、開業届と青色申告承認申請書の作成は無料です。
ただし、その後の会計ソフト利用には月額料金がかかります。
料金の目安:
会計ソフトの比較は「フリーランスにおすすめの会計ソフト比較」で詳しく解説しています。
開業届を出した後は、次の手続きを進めましょう。
開業届作成も自動化・登録は3分