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フリーランス向け会計ソフト5つを7軸で比較。freee・マネーフォワード・弥生の違いとペルソナ別おすすめを整理し、確定申告で損しない選び方を解説します。
フリーランス向け会計ソフト5つを7軸で比較。freee・マネーフォワード・弥生の違いとペルソナ別おすすめを整理し、確定申告で損しない選び方を解説します。

フリーランスの確定申告を効率化するなら、会計ソフトの導入は必須です。 結論から言えば、freee・マネーフォワード・弥生・やるぞ青色申告・Kaikeifreeeの5つが主要な選択肢になります。
| ソフト名 | 月額料金(税込) | 青色申告対応 | 銀行連携 | サポート | 初心者向け | スマホアプリ | 無料期間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| freee | 980円〜 | ◯ | 自動仕訳あり | 電話・メール・チャット | ◎ | ◯ | 30日 |
| マネーフォワード | 1,078円〜 | ◯ | 自動仕訳あり | メール・チャット | ◯ | ◯ | 30日 |
| 弥生 | 9,680円/年〜 | ◯ | 自動仕訳あり | 電話・メール | ◯ | ◯ | 初年度無料 |
| やるぞ青色申告 | 10,000円/年 | ◯ | 手動入力 | メール | △ | × | なし |
| Kaikeifreee | 無料 | △(白色のみ) | 手動入力 | コミュニティ | △ | × | ― |
太字は特に優れている点を示しています。
迷ったら、まずfreeeの30日無料プランを試すのがおすすめです。 簿記知識がなくても直感的に使えるインターフェースで、初めての確定申告でもつまずきにくい設計になっています。
確定申告の全体像を把握したい人は、先に「フリーランスの税金まとめ」を読んでおくと、ソフト選びの判断軸が明確になります。

会計ソフトを選ぶ際は、次の7つの基準で比較すると失敗しにくいです。
会計ソフトの料金体系は大きく2種類あります。
年間コストで比較:
年間コストだけで見ると弥生が最安ですが、サポート体制や自動仕訳の精度も含めて判断する必要があります。
会計ソフトによって、必要な簿記知識のレベルが異なります。
| ソフト | 簿記知識 | 理由 |
|---|---|---|
| freee | 不要 | 「収入」「支出」のシンプルな入力で自動的に仕訳生成 |
| マネーフォワード | ほぼ不要 | 勘定科目の提案機能あり。簿記用語は表示される |
| 弥生 | 少し必要 | 基本的な仕訳入力が前提。ヘルプは充実 |
| やるぞ青色申告 | 必要 | 従来型の簿記ソフト。複式簿記の理解が必須 |
「仕訳」「勘定科目」といった簿記用語に抵抗がある人は、freeeかマネーフォワードを選ぶと学習コストが下がります。
銀行口座やクレジットカードと連携できれば、明細を自動取得して仕訳候補を提案してくれます。
連携可能な金融機関数:
ネット銀行(楽天銀行・住信SBIネット銀行など)やクレジットカード(楽天カード・三井住友カードなど)は、どのソフトでも対応しています。 地方銀行や信用金庫を使っている場合は、事前に対応状況を確認しましょう。
確定申告時期(2〜3月)に操作で迷ったとき、すぐ相談できるかは重要です。
| ソフト | 電話 | メール | チャット | 営業時間 |
|---|---|---|---|---|
| freee | ◯ | ◯ | ◯ | 平日10-12時、13-17時 |
| マネーフォワード | △(上位プランのみ) | ◯ | ◯ | 平日10-17時 |
| 弥生 | ◯ | ◯ | × | 平日9-17時 |
| やるぞ青色申告 | × | ◯ | × | メールのみ |
初めての確定申告で不安がある人は、電話サポートがあるfreeeか弥生が安心です。
青色申告で最大65万円の控除を受けるには、複式簿記での記帳が必要です。
対応状況:
白色申告で十分な場合(事業所得が少額など)は無料のKaikeifreeeでも問題ありませんが、青色申告のメリット(控除・経費の幅が広い)は大きいため、開業届を出して青色申告承認申請を提出することを推奨します。
開業届の出し方は「フリーランスの開業届」で詳しく解説しています。
外出先でレシートを撮影して経費登録できると、記帳の手間が減ります。
スマホアプリの機能比較:
| ソフト | レシート撮影 | 仕訳入力 | 確定申告書作成 |
|---|---|---|---|
| freee | ◯ | ◯ | ◯ |
| マネーフォワード | ◯ | ◯ | ◯ |
| 弥生 | ◯ | ◯ | △(PC推奨) |
| やるぞ青色申告 | × | × | × |
freeeとマネーフォワードは、スマホだけで確定申告書の作成まで完結できます。 PCを開く習慣がない人には、この2つが向いています。
初めて使うソフトは、操作感を確かめてから選びたいもの。 無料期間がある3つのソフトで試してから判断するのが確実です。
| ソフト | 無料期間 | 無料期間中にできること |
|---|---|---|
| freee | 30日間 | 全機能利用可能(確定申告書作成まで) |
| マネーフォワード | 30日間 | 全機能利用可能 |
| 弥生 | 初年度無料 | 青色申告オンラインの全機能(セルフプランのみ) |
弥生の「初年度無料」は魅力的ですが、サポートなしのセルフプランに限られます。 電話サポートが必要な場合は、2年目以降は有料プラン(年13,800円〜)に切り替える必要があります。
簿記知識がなくても入力しやすく、銀行・クレカ連携とスマホアプリが強いソフトです。初めての確定申告、スマホ中心の記帳、サポート重視なら最有力です。
注意点は、電話サポートが上位プラン中心で、年間コストが弥生より高くなりやすいことです。まずはスタータープランで試し、電話相談が必要なら上位プランを検討しましょう。
家計簿アプリや請求書サービスとまとめて管理したい人に向いています。自動仕訳の学習機能があり、個人の支出と事業支出を整理しやすいのが強みです。
一方で、勘定科目など簿記寄りの表現が出るため、完全初心者は最初に少し迷う可能性があります。請求書作成も必要なら、フリーランスの請求書も確認してください。
コスト重視なら弥生が候補です。初年度無料で試せ、2年目以降も年9,680円から使えます。PCで落ち着いて記帳したい人、老舗サービスの安心感を重視する人に向いています。
注意点は、セルフプランではサポートがなく、スマホ中心の操作はfreee・マネーフォワードより弱いことです。不安が大きい場合はベーシックプラン以上を検討しましょう。
買い切り型に近い料金体系で、複式簿記を理解しながら記帳したい人向けです。クラウドにデータを置きたくない、オフライン中心で作業したい場合に候補になります。
ただし、銀行連携やスマホ対応は弱く、初心者が楽に確定申告したい用途には向きません。サポートも限定的なので、自力で調べながら進められる人向けです。
白色申告で十分な少額副業や、有料ソフトの前に入力感を試したい人向けです。完全無料で使える一方、青色申告・銀行連携・手厚いサポートは期待できません。
青色申告で控除を受けたいなら、freee・マネーフォワード・弥生のいずれかを選ぶほうが安全です。
| ペルソナ | おすすめソフト | 理由 |
|---|---|---|
| 初めての確定申告で不安が大きい | freee | 簿記知識ゼロでも直感的に使える。電話・チャットサポートが手厚い |
| コストを最優先したい | 弥生(セルフプラン) | 初年度無料、2年目以降も年9,680円と最安 |
| 家計簿アプリと統合したい | マネーフォワード | マネーフォワード MEとのデータ連携でプライベート支出も一元管理 |
迷ったら、まずfreeeの30日無料プランを試してから判断するのが確実です。
会計ソフトを導入する前に、税務署へ「開業届」と「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。
提出期限:
期限を過ぎると、その年は白色申告になり、65万円の控除が受けられません。 開業届の詳しい出し方は「フリーランスの開業届」を参考にしてください。
会計ソフトに入力するだけでは不十分です。 税務調査で求められたときのために、紙の領収書・レシートは7年間の保管義務があります。
おすすめの保管方法:
経費にできるものとできないものの判断は「フリーランスの経費一覧」で詳しく解説しています。
会計ソフトで帳簿をつけていても、確定申告書を税務署に提出しなければ申告は完了しません。
期限: 毎年2月16日〜3月15日(e-Tax利用で自宅から提出可能)
ギリギリになると操作でつまずいたときに間に合わないため、1月中に帳簿を整理し、2月中旬には申告書を作成しておくと安心です。
確定申告の具体的な流れは「フリーランスの確定申告」で手順を解説しています。
freeeとマネーフォワードの無料プランは、確定申告書の作成・提出機能に制限があります。初めての確定申告なら、有料プランを前提に比較するほうが安全です。
簿記知識がなくスマホ中心で作業したいならfreee、家計簿アプリや請求書もまとめたいならマネーフォワードが向いています。迷う場合は、両方の無料期間で入力画面を試しましょう。
おすすめしません。1年分をまとめて入力すると、入力ミスや領収書の確認漏れが増えます。月1回、30分程度で記帳するほうが確定申告時期の負担を減らせます。
副業の所得が年20万円を超える場合は確定申告が必要です。手書きやExcelでも申告できますが、ミス防止と青色申告を考えるなら会計ソフトを使うほうが現実的です。
| ソフト名 | 月額料金 | 簿記知識 | サポート | おすすめ度 | |---|---|---|---| | freee | 980円〜 | 不要 | 電話・メール・チャット | ★★★★★ | | マネーフォワード | 1,078円〜 | ほぼ不要 | メール・チャット | ★★★★☆ | | 弥生 | 9,680円/年〜 | 少し必要 | 電話・メール | ★★★★☆ | | やるぞ青色申告 | 10,000円/年 | 必要 | メールのみ | ★★★☆☆ | | Kaikeifreee | 無料 | 必要 | コミュニティ | ★★☆☆☆ |
総合1位:freee 簿記知識ゼロでも使いやすく、サポート体制が手厚い。初めての確定申告で失敗したくない人に最適。
コスパ重視:弥生 初年度無料、2年目以降も年9,680円と最安。PCでの作業に抵抗がない人におすすめ。