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WiFiが遅いときの原因を5つに分類し、優先度順に対処法を解説します。ルーター再起動・設置場所・周波数帯の切り替えなど、今すぐ試せる方法から回線そのものの見直しまで網羅。
WiFiが遅いと感じたとき、原因は大きく5つに分類できます。
上から順に試していけば、ほとんどのケースで原因が特定できます。 まずは簡単な対処法から始めて、改善しなければ回線の見直しに進む流れが効率的です。
対処法を試す前に、まず 現在の速度を数値で把握 しておきましょう。 「なんとなく遅い」ではなく、数値で比較することで改善の効果がわかります。
他にも Speedtest by Ookla が定番です。
| 用途 | 必要な下り速度の目安 |
|---|---|
| メール・SNS | 1〜3 Mbps |
| Webサイト閲覧 | 3〜10 Mbps |
| YouTube(HD 720p) | 5 Mbps |
| YouTube(フルHD 1080p) | 10 Mbps |
| Netflix(4K) | 25 Mbps |
| Web会議(Zoom等) | 10〜20 Mbps |
| オンラインゲーム | 30〜100 Mbps |
出典:Netflix ヘルプセンター 推奨速度、Zoom システム要件
下り速度が 10Mbps以下 なら明らかに遅い状態です。 まず以下の対処法を上から順に試してください。
WiFiが遅いときに 最初に試すべきはルーターの再起動 です。 総務省の「インターネットトラブル事例集」でも、通信トラブル時の最初の対応としてルーター再起動が推奨されています。
ルーターは24時間稼働する小型コンピュータです。 長時間の稼働で メモリにゴミが溜まったり、処理が詰まったり して速度が低下します。 再起動でメモリがクリアされ、正常な状態に戻ります。
NTT東日本の技術情報によると、ルーターの連続稼働によるパフォーマンス低下は一般的な現象で、月に1回程度の再起動が推奨されています。
再起動しても改善しない場合は、ルーターの設置場所 が原因かもしれません。
| 障害物 | 電波への影響 |
|---|---|
| コンクリートの壁 | 大幅に減衰(-10〜-15dB程度) |
| 木製の壁・ドア | やや減衰(-3〜-5dB程度) |
| 金属製の棚・家具 | 電波を反射し、大きく減衰 |
| 水槽・大型の花瓶 | 水は電波を吸収しやすい |
| 電子レンジ | 2.4GHz帯と干渉する |
| 床(床置き) | 電波が上方向に広がりにくい |
出典:総務省 電波の特性
設置場所を変えるだけで、下り速度が 2〜3倍 改善するケースは珍しくありません。
WiFiルーターの多くは 2.4GHz と 5GHz の2つの周波数帯に対応しています。 それぞれ特性が異なるので、状況に合わせて切り替えるだけで速度が改善します。
| 項目 | 2.4GHz | 5GHz |
|---|---|---|
| 速度 | 遅め(最大600Mbps程度) | 速い(最大数Gbps) |
| 電波の届く範囲 | 広い(壁を越えやすい) | 狭い(壁に弱い) |
| 電波干渉 | 受けやすい(電子レンジ・Bluetooth等) | 受けにくい |
| おすすめの使い方 | 離れた部屋・2階から接続 | ルーターに近い場所で高速通信 |
WiFiの接続先(SSID)を確認してください。 多くのルーターでは、SSIDの末尾に周波数帯の識別がついています。
Buffalo-A-XXXX(末尾が A や 5G)→ 5GHz帯Buffalo-G-XXXX(末尾が G や 2G)→ 2.4GHz帯ルーターの近く(同じ部屋)なら5GHz帯 に接続し直してみましょう。 5GHz帯に切り替えるだけで速度が大幅に向上することがあります。
一方、ルーターから離れた部屋で使うなら2.4GHz帯のほうが安定する場合もあります。 両方試して、速度測定で比較するのが確実です。
ルーター側に問題がなくても、端末(スマホ・PC)側に原因がある ケースもあります。
1. 接続台数が多すぎないか
一般的な家庭用ルーターの推奨同時接続台数は 10〜20台 です。 スマホ・PC・タブレット・スマート家電・ゲーム機をすべてWiFiに接続していると、1台あたりの帯域が狭くなります。
使っていない端末のWiFiをオフにする、またはスマート家電を2.4GHz帯に集約して、メインの端末を5GHz帯で使うと改善します。
2. 端末のWiFi規格が古くないか
WiFiの規格は世代ごとに最大速度が異なります。
| WiFi規格 | 名称 | 最大速度(理論値) | 登場年 |
|---|---|---|---|
| Wi-Fi 4 | 802.11n | 600 Mbps | 2009年 |
| Wi-Fi 5 | 802.11ac | 6.9 Gbps | 2013年 |
| Wi-Fi 6 | 802.11ax | 9.6 Gbps | 2019年 |
| Wi-Fi 6E | 802.11ax(6GHz拡張) | 9.6 Gbps | 2021年 |
| Wi-Fi 7 | 802.11be | 46 Gbps | 2024年 |
ルーターがWi-Fi 6対応でも、端末がWi-Fi 4にしか対応していなければ速度はWi-Fi 4の上限に制限されます。 5年以上前のスマホやPCを使っている場合は、端末の買い替えも検討してみてください。
3. 端末を再起動してみる
スマホやPCも、長時間稼働していると通信処理が不安定になることがあります。 端末側の再起動でWiFi速度が改善するケースもあります。
ここまでの対処法で改善しない場合は、回線自体がボトルネック になっている可能性が高いです。
| 対策 | 費用の目安 | 改善度 |
|---|---|---|
| IPv6(IPoE)接続に切り替える | 無料〜月数百円 | 混雑時の速度が大幅改善 |
| プロバイダを変更する | 初期費用0〜3,000円 | 回線品質が根本的に変わる |
| 光回線に乗り換える | 工事費実質無料のケースあり | 速度・安定性が大きく向上 |
| テザリングに一本化する | 月3,168円〜 | 固定費も同時に削減できる |
まずは契約中の回線で IPv6(IPoE)接続 が使えるか確認してください。 プロバイダのマイページから無料で切り替えられるケースが多く、夜間の混雑が原因なら大きく改善します。
それでも解決しない場合は、回線自体の乗り換えを検討しましょう。 光回線の選び方は 光回線おすすめ比較 で詳しく解説しています。
また、一人暮らしで工事なしで手軽にネット環境を整えたいなら、ホームルーターと光回線の比較 も参考にしてください。
ルーターの再起動で改善しない場合は、モデム(ONU)も一緒に再起動 してみてください。 ルーターとモデムは別の機器です。壁から出ている光ケーブルが直接つながっている箱型の機器がモデム(ONU)です。
再起動の順番:
古い端末(2012年以前のスマホ・2013年以前のPC)は5GHz帯に対応していない場合があります。 端末のスペックを確認し、Wi-Fi 5(802.11ac)以上に対応しているか確認してください。
ルーターの寿命は一般的に 4〜5年 です。 購入から5年以上経っているなら、Wi-Fi 6対応ルーターへの買い替えで速度が改善する可能性が高いです。
家庭用であれば 5,000〜10,000円程度 のWi-Fi 6対応ルーターで十分です。
マンションの共有回線(VDSL方式)は上限100Mbpsで、実測はさらに低くなります。 この場合は 個別に光回線を引き込む(戸建てプランを契約する)か、テザリングや据え置きルーターで代替する のが現実的な解決策です。
詳しくは 自宅のネット回線見直しミッション で、テザリングによる固定回線代替の方法を解説しています。
切り分け方はシンプルです。 ルーターに有線(LANケーブル)で接続して速度を測ってみてください。 有線でも遅い場合は回線側の問題、有線なら速いのにWiFiだけ遅い場合はルーターや設置環境の問題です。
一般的に 4〜5年 が買い替えの目安です。 WiFi規格は数年ごとに世代が変わるため、古いルーターでは最新端末の性能を活かしきれません。 2019年以前に購入したルーターは、Wi-Fi 6対応機への買い替えを検討してください。
ルーターと同じ部屋にいるなら 5GHz がおすすめです。 速度が速く電波干渉も少ないため、動画視聴やWeb会議が快適になります。 ただし壁を越えると電波が弱くなるので、離れた部屋では 2.4GHz のほうが安定します。
広い家やルーターから離れた部屋で使うなら効果があります。 メッシュWiFi はルーターを複数台設置して家全体をカバーする仕組みで、切り替えもスムーズです。 中継器 は価格が安い(2,000〜5,000円)ですが、中継器を経由すると速度が半減する製品もあるため、メッシュWiFiのほうがおすすめです。
対処法を試しても改善しない場合は、回線自体の見直しが根本的な解決になります。
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