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医療費控除の手順を、必要なもの→申告方法→つまずき対策の順に解説します。e-Taxでもスマホでも迷わず進められるチェックリストつき。
医療費控除を受けるには、確定申告が必要です。 手順は次の3ステップで完結します。
年間の医療費が家族で10万円を超えている場合、または所得が200万円未満で医療費が所得の5%を超えている場合に控除を受けられます。
まず、1月1日から12月31日までの1年間に支払った医療費の領収書を集めます。対象となるのは以下のような支払いです。
対象外となるもの(例):
領収書はレシートを日付順にまとめ、家族全員分(同一生計の親族)を含めます。保険金で補填された金額がある場合は別にメモしておいてください。
ポイント: 領収書の原本は提出不要ですが、5年間自宅で保管する必要があります。
所要時間: 30分
国税庁の確定申告書等作成コーナーで、医療費控除の明細書を入力します。
入力方法は3つから選べます:
| 入力方法 | こんな人向け | 手間 |
|---|---|---|
| 医療費通知から入力 | 健康保険組合から通知が届いた人 | 少ない |
| 医療費集計フォームで入力 | Excelで事前に整理したい人 | 中くらい |
| 領収書から直接入力 | 件数が少ない人(10件以下) | 中くらい |
所要時間: 15分(医療費通知を使う場合)〜30分(直接入力の場合)
国税庁の確定申告書等作成コーナーにアクセスし、以下を入力します。
作成が完了したら、以下のいずれかの方法で提出します。
| 提出方法 | 必要なもの | 所要時間 |
|---|---|---|
| e-Tax(推奨) | マイナンバーカード + スマホまたはカードリーダー | 5分 |
| 税務署に郵送 | 印刷した申告書 + 本人確認書類のコピー | 郵送時間 |
| 税務署に持参 | 印刷した申告書 + 本人確認書類 | 待ち時間あり |
e-Taxの詳しい手順は、e-Taxでの確定申告ガイドで解説しています。
所要時間: 作成20分 + 提出5分(e-Tax)〜1時間(税務署窓口)
医療費から差し引く必要がある金額を忘れると、後から修正申告が必要になります。
差し引くもの(例):
計算式: (支払った医療費 − 保険金等の補填額)− 10万円 = 医療費控除額
所得が200万円未満の場合は、10万円ではなく「所得の5%」を引きます。
公共交通機関(電車・バス)の交通費は領収書なしでも控除対象ですが、日付・区間・金額のメモが必要です。
記録例:
タクシー代は、電車・バスが使えない緊急時のみ認められます。
医療費控除とセルフメディケーション税制は、どちらか一方しか選べません。
| 制度 | 対象 | 控除額の上限 |
|---|---|---|
| 医療費控除 | 治療費全般 | 200万円 |
| セルフメディケーション税制 | 特定の市販薬のみ | 8.8万円 |
医療費が年間10万円を超える場合は、通常の医療費控除を選ぶ方が有利です。 詳しくはセルフメディケーション税制の対象と条件で解説しています。
なお、医療費控除は還付申告のため、確定申告期限(3月15日)を過ぎても5年間は申告できます。ただし、早めに申告した方が還付金の受取も早くなります。
はい、生計を一にする配偶者や親族の医療費を誰か1人がまとめて申告できます。家族の中で所得が最も高い人が申告すると還付額が大きくなります。
なお、2017年分以降は「医療費控除の明細書」を提出すれば領収書の提出は不要です。ただし、領収書は自宅で5年間保管する必要があります(税務署から提示を求められる場合があります)。
所得が200万円未満の場合は、「所得の5%」を超えれば申告できます。
例: 年間所得150万円の場合 → 医療費が7.5万円を超えれば控除対象
5年前まで遡って申告できます。例えば、2026年に申告できるのは2021年分〜2025年分の医療費です。
還付額は「医療費控除額 × 所得税率」で計算されます。例えば、控除額15万円 × 所得税率10% = 還付額1.5万円です。正確な金額は、国税庁の確定申告書等作成コーナーで自動計算できます。