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日本人のサブスク平均月額は約5,000円。自分の支出が多いかどうかは実際に計算してみないとわかりません。年代・世帯別データと比較しながら、見直しの判断基準を解説します。
日本人のサブスク平均月額は約5,000円。自分の支出が多いかどうかは実際に計算してみないとわかりません。年代・世帯別データと比較しながら、見直しの判断基準を解説します。

日本人のサブスク平均月額は、約5,000円前後で推移しています。
MMD研究所「サブスクリプションサービスの利用実態調査」(2024年)によると、サブスクを契約している人の月額支出の平均は4,815円で、中央値は3,000円程度です。一部の高額利用者が平均を引き上げているため、「自分は平均より少し多いかも」と感じる人も実態として多くはありません。
ただし、この数字は「契約中の全サービスの合計」です。月額300〜500円のサービスが10本あれば、それだけで3,000〜5,000円になります。少額だからこそ気づきにくく、気づいたときには平均を大きく超えていたというケースが珍しくありません。
年間換算すると、5,000円/月は60,000円/年です。この金額が本当に自分の生活に見合うかどうかを確認するのが、この記事の目的です。
※ 最新の調査データは各調査機関の公式サイトでご確認ください。

サブスクの支出額は年代や世帯構成によって大きく異なります。自分の属性に近いグループと比較することで、支出水準をより正確に把握できます。
MMD研究所の2024年調査をもとにした、年代別のサブスク平均月額の目安は以下の通りです。
| 年代 | 平均月額 | 特徴 |
|---|---|---|
| 20代 | 約5,500円 | 動画・音楽が中心 |
| 30代 | 約5,800円 | 動画+育児・学習系が増加 |
| 40代 | 約5,200円 | 利用数は多いが単価は下がる |
| 50代以上 | 約3,800円 | 動画中心、件数は少ない |
20〜30代が最も支出が多い傾向があります。この世代はデジタルサービスへの親しみが高く、複数の動画配信サービスや音楽サービスを並行して契約しているケースが多いためです。
| 世帯 | 平均月額 | 特徴 |
|---|---|---|
| 単身 | 約4,200円 | 動画・音楽・クラウドが3強 |
| 2人以上 | 約6,500円 | ファミリープラン活用で割安に |
| 子あり世帯 | 約7,200円 | 子ども向けサービスが上乗せ |
子あり世帯はNetflixやAmazon Primeに加え、学習教材や知育コンテンツのサブスクが増えるため、支出が膨らみやすい傾向があります。ファミリープランを活用することで、1人あたりのコストを抑えられるケースも多くあります。

平均データと比較するには、まず自分の現在の支出総額を把握する必要があります。以下の3ステップで確認してください。所要時間は15〜20分です。
支払い経路は大きく3つあります。漏れなく確認してください。
クレカ明細だけでは、アプリストア経由の課金が「Apple」「Google」としか表示されず個別サービスが特定できません。3経路すべてを確認するのが重要です。
より効率的に確認したい場合は、マネーフォワード ME などの家計管理アプリに金融口座を連携すると、サブスクの引落を自動で分類・集計できます。
年払いのサービスは月割りに換算してリストに加えます。
例:Amazonプライム年会費600円 ÷ 12か月 = 月50円相当
全サービスの月額(月割り換算済み)を合計したものが、あなたのサブスク月額総支出です。
月割り換算のポイントは「年払い=格安」と思い込まないことです。年払いにしているサービスが増えると、月々の家計では見えにくくなり、支出感覚がズレやすくなります。リスト化して月換算することで、実態を正確につかめます。
計算した合計額を、自分と属性が近いグループの平均と比較します。
| 支出レベル | 月額の目安 | 対応 |
|---|---|---|
| 平均以下 | 〜4,000円 | 現状維持でOK |
| ほぼ平均 | 4,000〜6,000円 | 内容を精査する |
| 平均超え | 6,000円以上 | 見直しを推奨 |
単純に「平均より高い=削減必要」ではありません。そのサービスをしっかり使っているなら、支出が多くても問題ありません。重要なのは「使っていないサービスに払っているかどうか」です。
比較の目的は「自分が平均より多いかどうかを知ること」ではなく、「見直す必要があるかどうかに気づくこと」です。平均以下でも使っていないサービスへの支払いがあれば、それは改善できる余地があります。

自分の支出が平均を上回っている場合、以下の4つの観点で見直しを行うと整理しやすくなります。
まず確認しておきたいのは「使っていないサービスへの支払いがないか」です。月額が高くても全サービスを活用できているなら問題ありませんが、使っていないサービスが1本でも混じっていれば、それが見直しの起点になります。
「先月、そのサービスを使ったか」を基準に仕分けます。先月使っていないサービスは、来月も使わない可能性が高いです。
どのサービスを残すべきかの詳しい判断基準は、本当に必要なサブスクの見分け方で解説しています。「先月使ったか」の1点基準とカテゴリ別の目安を参考にしてください。
動画配信サービスを2本以上契約している場合は、使用頻度が高いほうだけ残すのが基本です。特にNetflix・Amazon Prime・Disney+・U-NEXTなどが重複しているケースは多く見られます。
1サービスあたり月1,000〜2,000円なので、1本解約するだけで年間12,000〜24,000円の削減になります。
音楽配信(Apple Music、Spotify)や動画配信(Netflix、Disney+)など、ファミリープランがあるサービスは家族で共有することで1人あたりのコストが下がります。
個人プランを複数人が別々に契約している場合は、まとめてファミリープランに切り替えるだけで月額を半分以下にできるケースもあります。
「確実に1年以上使い続ける」と判断したサービスは、月払いから年払いに切り替えると割安になります。多くのサービスで年払いは月払い比10〜20%割引になっています。
ただし、年払いは途中解約しても返金されないケースがほとんどです。「本当に1年使うか」を慎重に判断した上で切り替えてください。
実際に使っているサービスだけを残したとき、多くの人の支出は月2,000〜4,000円の範囲に収まります。動画配信1本(約1,000〜2,000円)・音楽配信1本(約1,000円)・クラウドストレージ(無料枠で足りる場合はゼロ)という構成が典型例です。
現在の支出が8,000円を超えている場合は、年間96,000円以上をサブスクに使っています。見直すだけで年間30,000〜50,000円の削減が現実的な範囲です。
日本人の平均がおよそ4,800円(2024年調査)なのでほぼ平均的な水準です。ただし、すべてのサービスを実際に使っているかどうかが重要です。5,000円でも使っていないサービスが含まれていれば見直しの余地があります。逆に8,000円でも全サービスを毎日使っているなら問題ありません。支出額より「使用実態との乖離」を確認することが先決です。
クレカ明細の直近3か月分を確認し、毎月同額の引落をリストアップするのが最短です。さらにアプリストア(App Store・Google Play)の定期購入も確認すると、銀行明細では見えない課金が把握できます。家計簿アプリに口座を連携させると自動でサブスク一覧が作れるため、継続的な管理には便利です。
子ども向けサービス(学習教材・知育コンテンツ)を追加することで支出は増えやすいですが、見直せる部分もあります。子どもができたタイミングで動画配信サービスをファミリープランに統合したり、使わなくなった個人向けサービスを解約したりすることで、増加分を相殺できるケースがあります。子どものいる世帯こそ、定期的な棚卸しが効果的です。
まず月額が高いサービスから確認するのが効率的です。月1,000円以上のサービスを先に仕分けるだけで、大半の不要支出を把握できます。次に「先月使ったか」の基準で仕分けを行い、迷ったものは一旦解約します。解約しても再契約は原則いつでもできるので、迷い続けるより判断を確定させることが大切です。具体的な解約手順はサブスク解約チェックリストで確認できます。
平均データと自分の支出を比較して、見直しが必要かどうかの目安がつかめたら、次は実際に整理を進めましょう。
チェックリストに沿って整理するだけ・約20分