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奨学金は繰り上げ返済するだけで利息を数万〜数十万円カットできます。返済の基本から繰り上げ返済の手順・シミュレーション・猶予制度まで、具体的なコツを解説します。
奨学金の返済を楽にするうえで最も効果が大きいのが「繰り上げ返済」です。
元金に直接充当されるため、残りの返済期間中に発生するはずだった利息をまるごとカットできます。月々の返済額が変わらなくても、総返済額を大きく減らすことが可能です。
この記事では、繰り上げ返済の仕組みから具体的な手順・注意点、さらに生活が苦しいときの猶予・減額制度まで解説します。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金には第一種(無利子)と第二種(有利子)の2種類があります。
| 種類 | 金利 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 第一種 | 0% | 無利子。成績・家計基準あり |
| 第二種 | 最大年3%(実際は0.数%台が多い) | 有利子。採用基準がやや緩い |
返済期間は借りた総額によって異なりますが、一般的に卒業後20年以内です。たとえば総額300万円を借りた場合、月々の返済額は約1.3万〜1.5万円(20年返済)になります。
第二種奨学金を300万円・金利0.5%・20年で借りたとすると、利息の総額は約15万〜16万円です。金利が1%に上がると約31万円になります。金利が低いうちは焦る必要はありませんが、元金が残る期間が長いほど利息は積み上がります。
繰り上げ返済は、通常の返済とは別に元金に充当する追加返済です。JASSOの場合、スカラネット・パーソナル(マイページ)からオンラインで手続きできます。
どちらも手数料はかかりません。
| 元金残高 | 繰り上げ返済額 | 削減できる利息の目安(金利0.5%) |
|---|---|---|
| 200万円 | 30万円 | 約4万円 |
| 200万円 | 50万円 | 約6万円 |
| 300万円 | 50万円 | 約7万円 |
| 300万円 | 100万円 | 約12万円 |
繰り上げ返済は「早いほど効果が大きい」のが原則です。残り返済期間が長いうちに行うほど、削減できる利息の額が増えます。
スカラネット・パーソナルにログインし、現在の残高・金利・返済期間を確認しましょう。「どのくらい返したか」より「あといくら残っているか」を把握するのが先決です。
毎月の生活費を圧迫せず繰り上げ返済するなら、ボーナスや臨時収入が最適なタイミングです。5万〜10万円単位でも、コツコツ積み上げると利息削減効果があります。
「繰り上げ返済用の口座」を別に作り、毎月1,000〜3,000円ずつ自動積み立てするだけで1年後に1.2万〜3.6万円の原資ができます。強制的に積み立てるしくみを作るのがポイントです。
携帯料金を格安SIMに変えたり、使っていないサブスクを解約したりするだけで月3,000〜5,000円の余力が生まれます。その分を繰り上げ返済に充てると年間3万〜6万円の元金を前倒しで返せます。
第一種奨学金は利子がゼロなので、繰り上げ返済による利息カット効果はありません。その分の資金は投資や緊急予備費に回すほうが合理的な場合もあります。
返済が困難な場合、JASSOには以下の救済制度があります。無理に滞納する前に必ず活用を検討してください。
収入が一定以下・失業・病気・育児・介護などの事情がある場合、最長10年(通算)まで返済を先送りできます。猶予期間中は延滞金がかかりません。
手続きはスカラネット・パーソナルから申請できます。毎年更新が必要です。
月々の返済額を2分の1または3分の1に減らす制度です。収入が少ない時期に活用することで、滞納を防ぎながら返済を続けられます。減額した分は返済期間が伸びます。
2017年度以降に借りた第二種奨学金は「所得連動返還方式」を選べます。収入が低い年は返済額が自動的に下がる仕組みです。
奨学金の返済を3か月以上延滞すると、個人信用情報機関に登録されます。クレジットカードの審査や住宅ローンに影響が出る可能性があるため、返済が難しい場合は延滞前に猶予制度を申請しましょう。
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