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格安SIMの電波が田舎で繋がりにくい原因と、エリア確認方法・繋がりやすいキャリアの選び方を解説します。
格安SIMの電波が田舎で繋がりにくい原因と、エリア確認方法・繋がりやすいキャリアの選び方を解説します。 地方在住で格安SIMの電波が不安な人
格安SIMの電波エリアは大手キャリアとほぼ同じです。「田舎では繋がらない」と言われる原因の多くは、MVNO特有の混雑時速度低下にあります。MNO回線を選び、申し込み前にエリアマップを確認すれば、地方でも安心して格安SIMを使えます。
「格安SIMに変えたら電波が入らなくなるのでは?」
地方に住んでいると、こう不安に思うのは自然なことです。 都市部向けのサービスという印象もあり、田舎では繋がらないと思っている人は少なくありません。
結論から言うと、格安SIMの電波エリアは大手キャリアとほぼ同じです。 ただし、仕組みを知らずに選ぶと、混雑時に速度が落ちて「繋がらない」と感じることがあります。
この記事では、格安SIMが田舎で繋がりにくいと言われる原因を明確にし、地方でも安心して使えるキャリアの選び方を解説します。

格安SIMの電波問題を理解するには、まず「MNO」と「MVNO」の違いを知る必要があります。
MNO(Mobile Network Operator)とは、自社で電波の基地局を持っているキャリアのことです。 ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社がMNOに該当します。
MNOは自分たちの基地局から電波を飛ばしているため、回線の容量を自由にコントロールできます。 その結果、混雑時でも速度が安定しやすいのが特徴です。
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは、自社では基地局を持たず、MNOの回線を借りて通信サービスを提供する事業者です。 mineo・IIJmio・OCNモバイルONEなどがMVNOに該当します。
ここが重要なポイントです。 MVNOは回線を「借りている」ので、電波が届くエリア自体はMNOと同じです。 ドコモ回線を借りているMVNOなら、ドコモと同じエリアで電波が入ります。
田舎で「格安SIMが繋がらない」と感じる原因は、大きく2つに分かれます。
| 原因 | 具体的な症状 | 該当するタイプ |
|---|---|---|
| エリア外 | 圏外になる。電波自体が届かない | MNO・MVNOどちらも |
| 混雑時の速度低下 | 電波はあるが読み込みが遅い | MVNOに多い |
MVNOはMNOから回線の一部を借りているため、昼休みや夕方など利用者が集中する時間帯に通信速度が落ちやすいです。 電波自体は入っているのに、Webページの読み込みが遅くなり、「繋がらない」と感じてしまいます。
一方、楽天モバイルのようなMNOは自社回線なので、この種の速度低下が起きにくいです。
通信速度の比較について詳しくは格安SIMの速度は遅い?楽天モバイルの実力で解説しています。
格安SIMを田舎で使う場合、以下の3つのポイントを押さえれば失敗しません。
最も確実な方法は、MVNOではなくMNOを選ぶことです。 自社回線なら混雑時の速度低下が少なく、田舎でも安定した通信が期待できます。
格安料金帯のMNOとMVNOを比較すると、以下のようになります。
| キャリア | 回線タイプ | 利用する回線 | 月額料金(3GB) | 田舎での安定性 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | MNO | 楽天回線 + au回線 | 968円(家族割) | 高い |
| LINEMO | MNOのサブブランド | ソフトバンク回線 | 990円 | 高い |
| mineo | MVNO | ドコモ/au/ソフトバンク | 1,298円 | 混雑時に低下 |
| IIJmio | MVNO | ドコモ/au | 990円 | 混雑時に低下 |
楽天モバイルは家族割(最強家族プログラム)を適用すると3GBで月額968円になり、MNOの中でも最安クラスです。
田舎で重要なのは、基地局がどれだけ広い範囲をカバーしているかです。
各MNOの人口カバー率は以下の通りです。
| キャリア | 人口カバー率 | 特徴 |
|---|---|---|
| ドコモ | 99.9%以上 | 山間部に強い。歴史が長い |
| au(KDDI) | 99.9%以上 | プラチナバンド(800MHz帯)で地方に強い |
| ソフトバンク | 99.9%以上 | 都市部中心だが地方も拡大中 |
| 楽天モバイル | 99.9%以上 | 自社回線 + au回線でカバー |
楽天モバイルは自社回線が届かないエリアではau回線(パートナー回線)に自動切り替えされます。 つまり、楽天回線 + au回線の両方が使えるため、田舎でもカバー範囲が広いのが強みです。
どのキャリアを選ぶにしても、自分の住んでいるエリアが対応しているかを事前に確認するのが大切です。 確認方法は次のセクションで詳しく解説します。

各キャリアの公式サイトで、自宅や職場が通信エリア内かどうかを無料で確認できます。
以下のリンクから、各キャリアのエリアマップを確認できます。
エリアマップで住所を入力し、通信エリア内に含まれているかを確認します。 確認するべき場所は以下の3つです。
多くのエリアマップでは、エリアの状況を色で示しています。
自宅が「色なし」の場合は、そのキャリアでは電波が届かない可能性が高いです。 別のキャリアのエリアマップも確認してみましょう。
補足 楽天モバイルは人口カバー率99.9%を達成しており、地方エリアでも自宅や職場がカバーされているケースが多いです。利用者の口コミでも「圏外になることはほとんどない」という声が多く、山間部ではパートナー回線(au)に自動切り替えされるため通信が途切れにくい仕組みになっています。
エリアマップを確認しても、「本当に大丈夫だろうか」と心配になるかもしれません。 その場合は、以下の方法でリスクを抑えられます。
楽天モバイルには最低利用期間や解約金がありません。 実際に使ってみて、もし電波が入りにくいと感じたら、すぐに他のキャリアに乗り換えられます。
「お試し」のつもりで始められるので、リスクはほぼゼロです。
最近のスマートフォンは、1台で2つのSIMを使える「デュアルSIM」に対応しているものが増えています。 今のキャリアを解約せずに、楽天モバイルを追加で契約して試すこともできます。
eSIMについて詳しくはeSIMとは?仕組みとメリットで解説しています。
自宅にWi-Fiがあれば、自宅での通信はWi-Fiに任せられます。 格安SIMの電波が必要なのは外出時だけです。
MVNOは大手キャリアの回線を借りているので、エリアは大手キャリアと同じです。 大手キャリアが繋がるエリアなら、MVNOでも電波は届きます。 ただし、そもそも大手キャリアでも圏外の山間部では、格安SIMも圏外になります。 エリアマップで事前に確認しましょう。
楽天モバイルは自社回線の拡大を進めつつ、au回線(パートナー回線)でカバーする方式を取っています。 パートナー回線エリアでもデータ使い放題で、追加料金はかかりません。 今後のエリア拡大状況は、楽天モバイル公式の通信・エリアページで確認できます。
MVNOは大手キャリアの回線を使っているため、災害時の繋がりやすさも大手キャリアとほぼ同じです。 楽天モバイルの場合は、自社回線 + au回線の2つの回線が使えるため、一方が障害を起こしてももう一方で通信できる可能性があります。 ただし、大規模災害ではどのキャリアでも繋がりにくくなる可能性がある点は理解しておきましょう。
電波の不安が解消できたら、次は実際にエリアを確認して乗り換えを検討しましょう。
自社回線で人口カバー率99.9%・乗り換え手数料0円