読み込み中...
読み込み中...
※ 当サイトのリンクには広告が含まれています
NISAで元本割れが不安な人向けに、過去データから損する確率を算出。長期保有でリスクが下がる仕組みと、損失を最小限にする具体的な対策を解説します。
NISAで元本割れする確率は、保有期間によって大きく変わります。
1年以内の短期保有では元本割れする可能性が30%前後ありますが、20年間の長期保有では過去データで元本割れした事例はほぼありません。
つまり、NISAで損するかどうかは「いつ売るか」で決まります。
「投資で損をしたらどうしよう」という不安は、誰もが持つ正常な感情です。
特にNISAは「非課税でお得」と聞いて始めようとした人ほど、元本割れのリスクについて後から知って不安になります。
実際、投資信託やETFは価格が毎日変動するため、買った値段より下がることは日常的に起こります。
短期的には下がる可能性が高いことを、まず理解しておく必要があります。
過去20年間の全世界株式(MSCI ACWI)のデータを基に、保有期間ごとの元本割れ確率を見てみましょう。
| 保有期間 | 元本割れ確率 | 補足 |
|---|---|---|
| 1年 | 約30% | リーマンショックやコロナショックでは40%以上下落 |
| 3年 | 約15% | 短期の暴落は回復に時間がかかる |
| 5年 | 約8% | 分散投資の効果が出始める |
| 10年 | 約3% | 長期保有で元本割れリスクは大幅に低下 |
| 15年 | 約1% | ほぼ元本割れしない水準 |
| 20年 | 0% | 過去データでは全ての期間でプラス |
20年間保有すれば元本割れする確率はほぼゼロになりますが、これは「売らずに持ち続けた場合」の話です。
途中で暴落が起きて不安になり、値下がりしたタイミングで売ってしまうと損失が確定します。
投資の世界には「複利の力」と「リスク分散の効果」という2つの仕組みがあります。
投資で得た利益をそのまま再投資すると、利益が利益を生む「複利効果」が働きます。
例えば100万円を年利5%で運用した場合:
運用期間が長いほど、元本に対する利益の割合が大きくなります。
短期的な価格変動に振り回されず、長く持ち続けることで「時間」が味方になります。
NISAのつみたて投資枠で選べる投資信託は、1本で数百〜数千の企業に分散投資できます。
1つの企業が倒産しても、全体への影響は小さくなります。
分散投資と長期保有を組み合わせることで、元本割れのリスクは大幅に下がります。
データで確率を知っても、実際に自分のお金が減るのは怖いものです。
ここでは、元本割れのリスクを最小限にする具体的な対策を3つ紹介します。
NISAのつみたて投資枠は、最長20年間非課税で保有できます。
20年という期間を確保すれば、過去データでは元本割れする確率はほぼゼロです。
「老後資金」「教育資金」など、10年以上先に使う予定のお金で投資することが大切です。
逆に、1〜3年以内に使う予定のお金は投資に向きません。
一度に大きな金額を投資すると、その直後に暴落が起きた場合のダメージが大きくなります。
積立投資(毎月一定額を買い続ける)なら、以下のメリットがあります:
NISAのつみたて投資枠なら、月1万円から積立が可能です。
詳しい最低投資額については → NISAいくらから始められる
投資信託には、リスクの高い商品と低い商品があります。
| 商品タイプ | リスク | リターン | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 全世界株式 | 中〜高 | 高め | 20年以上の長期運用ができる人 |
| S&P500 | 中〜高 | 高め | 米国経済の成長に期待する人 |
| バランス型 | 低〜中 | 安定的 | 値動きを抑えたい人 |
リスクを抑えたい人は、株式と債券を組み合わせた「バランス型」を選ぶと良いでしょう。
債券は株式に比べて値動きが小さく、株価が下がった時の緩衝材になります。
商品選びの詳細は → NISA何を買う
対策をしても、短期的には元本割れすることがあります。
その時に取るべき行動は以下の3つです:
元本割れしている時に売ると、損失が確定します。
過去の暴落は必ず回復しているため、売らずに持ち続けることが重要です。
例: 2020年3月のコロナショックでは30%以上下落しましたが、1年後には回復し、その後も上昇を続けました。
暴落時こそ、安い価格で買い増すチャンスです。
積立投資を続けることで、平均購入単価を下げることができます。
「下がっている時に買う」ことが、将来のリターンを高める鍵になります。
元本割れで不安になった時は、なぜNISAを始めたのか思い出しましょう。
老後資金や教育資金など、長期的な目標があるなら、短期的な値動きに一喜一憂する必要はありません。
目標まで10年以上あるなら、今の元本割れは「一時的なもの」と捉えることができます。
NISAは利益に税金がかからない制度ですが、損失が出ても税金の還付はありません。
また、一般の証券口座で出た利益とNISA口座の損失を相殺する「損益通算」もできません。
そのため、NISAは長期保有を前提にした投資に向いています。
つみたて投資枠の方が元本割れリスクは低めです。
つみたて投資枠で選べる商品は金融庁が認めた「長期・分散投資に適した商品」に限定されています。
成長投資枠は個別株やアクティブ型投資信託も買えるため、選び方次第でリスクが高くなります。
初心者はまず、つみたて投資枠から始めることをおすすめします。
定期預金は元本保証がありますが、金利が0.01%程度のため、物価上昇(インフレ)に負けてしまいます。
例えば、年2%のインフレが続くと、100万円の価値は20年後に約67万円相当に目減りします。
NISAは短期的には元本割れリスクがありますが、長期保有すれば物価上昇を上回るリターンが期待できます。
20年後の資産形成を考えるなら、NISAの方が有利です。
株式と債券を組み合わせた「バランス型」の投資信託が、元本割れリスクを抑えられます。
例:
ただし、リスクを抑える分、リターンも低くなります。
自分のリスク許容度に合わせて選びましょう。
詳しくは → リスク許容度の考え方
元本割れのリスクを理解したら、実際にNISAを始める準備を進めましょう。
以下の記事で、次のステップを確認できます。
このテーマの全体像を見る
NISAの準備を進める
投資リスクを理解する
証券口座の開設をハピタス経由にするだけでポイントがもらえます