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夫婦でNISA口座を開設すれば、年間最大720万円・生涯3,600万円の非課税投資枠が使えます。共働き・片働き別の活用パターンと注意点を整理しました。
夫婦でNISA口座を開設すれば、年間最大720万円・生涯3,600万円の非課税投資枠が使えます。共働き・片働き別の活用パターンと注意点を整理しました。

NISAは1人1口座しか開設できませんが、夫婦それぞれが口座を持てば世帯で2口座になります。
2026年3月時点の新NISA制度(金融庁 NISA公式ページ)では、1人あたりの枠は以下の通りです。
| 項目 | 1人分 | 夫婦2人分 |
|---|---|---|
| 年間投資枠 | 360万円 | 720万円 |
| 生涯投資枠 | 1,800万円 | 3,600万円 |
夫婦でNISAを活用する主なメリットは3つです。
「収入がないと口座を開設できないのでは?」と思われがちですが、NISAは18歳以上なら収入の有無に関係なく口座を開設できます。
ただし、投資に使う資金の出どころには注意が必要です(贈与税の項目で後述)。

夫婦の収入パターンによって、最適なNISA活用法は変わります。 3つの代表的なパターンを整理しました。
両方に安定収入がある場合、それぞれの口座で積立投資を行うのが最もシンプルです。
| 項目 | 夫の口座 | 妻の口座 |
|---|---|---|
| 目的 | 老後資金 | 教育費 |
| 月額 | 3万円〜 | 2万円〜 |
| 投資先 | 全世界株式 | バランス型 |
ポイント: 目的を口座ごとに分けると、管理がしやすくなります。 老後用は長期運用で株式中心、教育費用は使う時期が決まっているため安定運用というように使い分けられます。
収入がある配偶者の資金で、両方の口座に投資します。
この場合、贈与税のルールを意識する必要があります。
収入に差がある場合は、投資額に差をつけるのが現実的です。
無理のない範囲で両方の口座を活用することが大切です。
夫婦でNISAを活用するメリットは大きいですが、いくつかの注意点もあります。
配偶者にお金を渡してNISA口座で投資してもらう場合、年間110万円を超えると贈与税の対象になります(2026年度時点、国税庁 贈与税)。
対策は以下の通りです。
NISA口座は本人名義でしか運用できません。 「夫の口座で妻が売買する」ことは制度上認められていないため注意が必要です。
また、万一の場合に備えて、お互いの口座情報(証券会社・ログイン情報)を共有しておくことをおすすめします。
夫婦で別々の方針で運用すると、世帯全体で見たときにバランスが偏ることがあります。
必ずしも同じ証券会社にする必要はありません。 ただし、同じ証券会社にすると管理が楽になります。
SBI証券や楽天証券など主要ネット証券であれば、家族口座の管理機能が充実しています。
詳しくは NISA口座はどこで開設すべき?証券会社3社を比較 をご覧ください。
アリですが、非課税枠を半分しか使えないためもったいないです。
まずは収入がある方が月1万円から始め、余裕ができたら配偶者の口座も開設するのがおすすめです。
NISA口座は個人名義のため、離婚してもそれぞれの口座はそのまま維持されます。 ただし、財産分与の対象になる可能性があるため、協議が必要です。
※ この記事の制度情報は2026年3月時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
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