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ETF(上場投資信託)と投資信託の違いを初心者向けにやさしく整理。仕組み・コスト・売買方法の3つの違いを比較表で解説し、どちらが自分に向いているかがわかります。
ETF(上場投資信託)と投資信託の違いを初心者向けにやさしく整理。仕組み・コスト・売買方法の3つの違いを比較表で解説し、どちらが自分に向いているかがわかります。
ETF(Exchange Traded Fund=上場投資信託)とは、証券取引所に上場している投資信託 のことです。日経平均株価やS&P500などの指数に連動するように設計されています。
普通の投資信託との最大の違いは「売買の方法」です。
どちらも「複数の銘柄に分散投資できる」という点は同じです。この記事では、ETFの仕組みと投資信託との違いを整理して、どちらが自分に向いているかを解説します。
投資全体の進め方を知りたい方は、投資の始め方|初心者が最初にやるべき5ステップもあわせてご覧ください。
ETFが証券取引所に上場している理由は、投資家がリアルタイムで売買できるようにするため です。
通常の投資信託は、販売会社(銀行や証券会社)を通じて注文し、1日1回算出される基準価額で約定します。つまり、注文した時点では正確な購入価格がわかりません。
一方ETFは、株式と同じように証券取引所で取引されるため、注文した瞬間の価格で売買できます。値動きをリアルタイムで確認しながら取引できるのが特徴です。
ETFにはさまざまな種類があります。代表的なものを紹介します。
| 種類 | 連動対象 | 例 |
|---|---|---|
| 国内株式型 | 日経平均 | 1321 |
| 米国株式型 | S&P500 | 2558 |
| 全世界型 | MSCI ACWI | 2559 |
※ 銘柄コードは東証上場ETFの例です。
| 項目 | ETF | 投資信託 |
|---|---|---|
| 売買場所 | 証券取引所 | 販売会社 |
| 価格決定 | リアルタイム | 1日1回 |
| 注文方法 | 指値・成行 | 金額指定 |
ETFは「今この価格で買いたい」と指定できます。投資信託は翌営業日の基準価額で約定するため、価格を指定できません。
| 項目 | ETF | 投資信託 |
|---|---|---|
| 信託報酬 | 低い傾向 | やや高い |
| 売買手数料 | 証券会社による | 無料が多い |
| 購入時手数料 | なし | なし |
一般的に、ETFの信託報酬は投資信託より低い傾向があります。たとえばS&P500に連動するETFの信託報酬は年0.03〜0.09%程度ですが、同じ指数に連動する投資信託は年0.09〜0.15%程度です(2026年3月時点)。
ただし、投資信託は売買手数料が無料のものが多く、少額から自動積立ができるため、トータルのコスト差は小さくなるケースもあります。
| 項目 | ETF | 投資信託 |
|---|---|---|
| 最低金額 | 数千〜数万円 | 100円から |
| 自動積立 | 一部対応 | 対応 |
| 分配金 | 自動再投資× | 自動再投資○ |
投資信託は100円から購入でき、毎月の自動積立にも対応しています。分配金の自動再投資もできるため、ほったらかし運用に向いています。
ETFは1口単位での購入になるため、最低投資金額が数千〜数万円になります。分配金の自動再投資にも対応していないことが多く、自分で再投資する手間がかかります。
結論から言うと、初心者には投資信託がおすすめ です。理由は3つあります。
投資信託の仕組みは投資信託の基本をわかりやすく解説で詳しくまとめています。
はい、NISA口座でETFを購入できます。つみたて投資枠では対象のETFが限られますが、成長投資枠では幅広いETFを購入可能です。
ETFの分配金は原則として現金で支払われます。投資信託のように自動で再投資する仕組みはないため、受け取った分配金を自分で再投資する必要があります。
インデックスファンド(投資信託)もETFも、特定の指数に連動する点は同じです。違いは売買方法とコスト構造です。詳しくはインデックスファンドとアクティブファンドの違いもご参考ください。
ETFも値下がりリスクがあります。株式市場が下落すれば、ETFの価格も下がります。ただし、複数の銘柄に分散投資されているため、個別株よりはリスクが分散されています。分散投資の考え方は分散投資の基本で解説しています。
※ 信託報酬率は2026年3月時点の情報です。最新は各運用会社の公式サイトでご確認ください。
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