読み込み中...
読み込み中...
※ 当サイトのリンクには広告が含まれています
iDeCoで何を買えばいいか迷う初心者向けに、おすすめ商品3選と選び方の基準を解説します
iDeCoで「何を買えばいいかわからない」と悩む人は多いですが、選び方の基準はシンプルです。次の3つを満たす商品を選べば、大きく外すことはありません。
信託報酬とは、投資信託を持っているだけで毎日かかる手数料のことです。
iDeCoは20年〜30年の長期運用が前提になるため、わずかな手数料の差が最終的な資産額に大きく響きます。たとえば信託報酬が年0.1%違うと、30年間で数十万円の差になることもあります。
目安として、信託報酬が年0.2%以下の商品を選びましょう。最近は年0.06%〜0.10%台の超低コスト商品も増えています。
1つの国や業種に集中して投資すると、その国の経済が落ち込んだときに資産が大きく減るリスクがあります。
初心者には「カゴを1つにまとめず、世界中に分散する」商品がおすすめです。具体的には、全世界の株式に幅広く投資するインデックスファンドが最も手堅い選択肢です。
純資産総額とは、その投資信託に集まっているお金の合計です。純資産総額が大きいファンドは、多くの投資家に選ばれている証拠であり、途中で運用が打ち切られる(繰上償還される)リスクが低くなります。
目安として純資産総額1,000億円以上、運用開始から3年以上経過している商品を選ぶと安心です。
上記の3つの基準をもとに、iDeCo初心者におすすめの商品を厳選しました。
まず全体の比較表をご覧ください。
| 順位 | 商品名 | 投資対象 | 信託報酬(税込) | 純資産総額 | 取扱証券 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 全世界株式(約50カ国) | 年0.05775% | 約4.5兆円 | SBI・楽天 |
| 2位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国大型株500社 | 年0.09372% | 約6.5兆円 | SBI・楽天 |
| 3位 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 先進国22カ国 | 年0.09889% | 約8,000億円 | SBI・楽天 |
| 4位 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 全世界株式(約50カ国) | 年0.1102% | 約2,500億円 | SBI |
| 5位 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 全世界株式(約50カ国) | 年0.192% | 約5,000億円 | 楽天 |
※ 信託報酬・純資産総額は2025年12月時点の概算値です。最新の情報は各証券会社の公式サイトで確認してください。
初心者に最もおすすめしたいのが、通称「オルカン」と呼ばれるこのファンドです。
おすすめの理由:
「どの国が今後伸びるかわからない」という前提に立てば、世界全体にまるごと投資するこのファンドが最も合理的な選択です。iDeCoで1本だけ選ぶなら、このファンドで十分です。
注意点:
米国の代表的な大企業500社に投資するファンドです。
おすすめの理由:
注意点:
「今後も米国が世界経済をリードする」と考える人に向いています。ただし、初心者がどちらか迷ったら、より分散されたオルカン(1位)を選ぶ方が無難です。
日本を除く先進国22カ国の株式に投資するファンドです。
おすすめの理由:
注意点:
すでにつみたてNISAで全世界株式を買っている人が、iDeCoでは先進国株式を選んで投資先のバランスを調整する、という使い方もあります。
| あなたのタイプ | おすすめ商品 | 理由 |
|---|---|---|
| 投資が初めて・迷ったらこれ | eMAXIS Slim 全世界株式 | 1本で世界中に分散でき、追加判断が不要 |
| 米国の成長に集中したい | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 過去の実績が高く、シンプルな構成 |
| NISAでオルカンを買っている | eMAXIS Slim 先進国株式 | iDeCoで投資先を分けてバランスを取れる |
iDeCoは証券会社によって選べる商品が異なります。どちらの証券会社が自分に合うか、主要な商品の取り扱い状況を比較しましょう。
| 商品名 | SBI証券(セレクトプラン) | 楽天証券 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 取扱あり | 取扱あり |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 取扱あり | 取扱あり |
| eMAXIS Slim 先進国株式 | 取扱あり | 取扱あり |
| SBI・全世界株式インデックス | 取扱あり | 取扱なし |
| 楽天・全世界株式インデックス | 取扱なし | 取扱あり |
| eMAXIS Slim バランス(8資産均等) | 取扱あり | 取扱あり |
| eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 取扱あり | 取扱あり |
| 選べる商品数(合計) | 約38本 | 約32本 |
| 口座管理手数料(金融機関分) | 0円 | 0円 |
※ 2025年12月時点の情報です。最新の商品ラインナップは各社公式サイトで確認してください。
どちらの証券会社を選んでも、上位3ファンド(オルカン・S&P500・先進国株式)はすべて取り扱いがあります。
選び方の基本は「買いたい商品を先に決めてから、その商品を扱っている証券会社を選ぶ」です。
どちらも口座管理手数料が0円で、iDeCoの運営実績も豊富です。迷ったら商品数の多いSBI証券を選んでおけば、将来の商品変更にも対応しやすいでしょう。なお、ハピタスを経由してSBI証券の口座を開設すると、ハピタスポイントも獲得できるのでお得です。
iDeCoの制度や仕組みの基本を確認したい方は、iDeCoとは?仕組みと節税メリットもあわせてご覧ください。
初心者がつまずきやすいポイントを紹介します。以下の3つは避けてください。
「プロが運用してくれるから安心」とアクティブファンドを選ぶ人がいますが、iDeCoの長期運用では注意が必要です。
アクティブファンドの信託報酬は年1.0%〜1.5%程度と、インデックスファンド(年0.05〜0.2%)の10倍以上になることがあります。30年間で見ると、この手数料差だけで数百万円の差になるケースもあります。
さらに、長期的にインデックスファンドを上回り続けるアクティブファンドはごく少数という調査結果もあります(S&P社の SPIVA レポート)。
初心者はまずインデックスファンドを選ぶのが基本です。
定期預金などの「元本確保型」は元本割れしない安心感がありますが、iDeCoで元本確保型だけに投資するのはもったいない選択です。
理由は2つあります。
節税メリットだけが目的なら定期預金でも構いませんが、資産を増やしたいなら株式型のインデックスファンドを中心に据えましょう。
iDeCoでは運用中に商品を変更(スイッチング)できますが、短期間で何度も入れ替えるのはおすすめしません。
「一度決めたら、20年間ほったらかしにする」くらいの気持ちで商品を選ぶのがコツです。
はい、いつでも変更できます。「配分変更」(今後の掛金の投資先を変える)と「スイッチング」(これまで積み立てた資産の商品を入れ替える)の2つの方法があります。どちらも手数料はかかりません。ただし、前述のとおり頻繁な変更は避けた方が賢明です。
迷ったら全世界株式(オルカン)がおすすめです。全世界株式は米国株を約60%含んでいるため、米国の成長の恩恵も受けられます。そのうえで、米国以外の国が今後成長した場合にもカバーできる安全設計です。「どの国が伸びるかわからないから、全部買う」というシンプルな考え方です。
問題ありません。むしろ「同じ商品をiDeCoとNISAの両方で積み立てる」のは、シンプルで管理しやすい合理的な方法です。無理に商品を分ける必要はありません。余裕があれば、iDeCoとNISAの違い・使い分けも参考にしてください。
株式型のインデックスファンドは短期的に値下がりすることがあります。過去のデータでは、全世界株式は一時的に30%以上下落したこともあります。しかし、20年以上の長期で見ると、全世界株式のリターンがマイナスになった期間はほとんどありません。iDeCoは60歳まで引き出せない仕組みのため、むしろ「下がっても売らずに済む」という長期投資に有利な設計になっています。
おすすめ商品が決まったら、次は実際にiDeCoを始める手続きに進みましょう。
※ 投資信託の運用成績は過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。iDeCoの商品選びは、ご自身の判断と責任のもとで行ってください。
ハピタス経由でSBI証券のiDeCo口座を開設すると、ハピタスポイントも獲得できます