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iDeCoには60歳まで引き出せない制約や手数料など、見落としがちなデメリットがあります。5つのリスクと判断基準を整理しました。
iDeCoは掛金が全額所得控除になる強力な節税制度です。
しかし、節税効果だけを見て始めると思わぬ落とし穴にはまる場合があります。 特に「60歳まで引き出せない」という制約は、ライフステージによっては大きなリスクになります。
この記事では、iDeCoのデメリットを5つに整理し、「自分が始めるべきかどうか」を判断するための基準を解説します。
iDeCo最大のデメリットは**資金が60歳まで引き出せない(原則)**ことです。
iDeCoは「年金」の制度です。 老後資金を確実に準備するために、途中で引き出すことが法律で制限されています。
例外として引き出せるのは以下の場合のみです。
iDeCoは運用中に毎月の手数料がかかります。 掛金ゼロ(運用指図のみ)でも手数料は発生します。
| 手数料 | 金額(税込) | タイミング |
|---|---|---|
| 国民年金基金連合会 | 105円/月 | 掛金を拠出するとき |
| 信託銀行(事務委託) | 66円/月 | 毎月 |
| 運営管理機関(金融機関) | 0〜440円/月 | 金融機関による |
| 加入時手数料 | 2,829円 | 初回のみ |
運営管理機関手数料は金融機関によって0円〜440円/月と大きく異なります。
| 金融機関 | 運営管理手数料 |
|---|---|
| SBI証券 | 0円 |
| 楽天証券 | 0円 |
| マネックス証券 | 0円 |
| 松井証券 | 0円 |
| 一部の銀行 | 月260〜440円 |
ネット証券を選べば運営管理手数料は無料にできます。 それでも国民年金基金連合会と信託銀行の手数料(月171円・年間2,052円)は必ずかかります。
iDeCoで投資信託を選んだ場合、運用成績によっては元本割れする可能性があります。
投資した金額よりも、受け取れる金額が少なくなることです。 株式市場の下落局面では、一時的に元本割れの状態になることがあります。
金融庁のデータによると、国内外の株式・債券に分散投資した場合、20年以上の運用でマイナスになったケースはほとんどありません。
iDeCoは最低でも10年以上(多くの場合20〜30年)運用するため、短期的な下落を過度に心配する必要はありません。
iDeCoは「掛金が所得控除」になるため税金が安くなりますが、受け取るときにも税金がかかる場合があります。
| 受取方法 | 税制上の扱い | 控除 |
|---|---|---|
| 一括受取(一時金) | 退職所得 | 退職所得控除 |
| 分割受取(年金) | 雑所得 | 公的年金等控除 |
iDeCoの掛金には上限があり、自由に好きなだけ積み立てることはできません。
| 加入者区分 | 月額上限 | 年額上限 |
|---|---|---|
| 自営業・フリーランス | 68,000円 | 816,000円 |
| 会社員(企業年金なし) | 23,000円 | 276,000円 |
| 会社員(企業年金あり) | 12,000〜20,000円 | 144,000〜240,000円 |
| 公務員 | 12,000円 | 144,000円 |
| 専業主婦(主夫) | 23,000円 | 276,000円 |
会社員は月23,000円(年27.6万円)が上限のため、これだけでは老後資金として不十分です。
以下に当てはまる場合は、iDeCoよりもNISAを優先したほうがよい可能性があります。
ただし、掛金は月5,000円から設定でき、途中で金額の変更や一時停止も可能です。 「始めてみて合わなかったら金額を下げる」という選択もできます。
iDeCoのデメリットをまとめると以下のとおりです。
| デメリット | 対処法 |
|---|---|
| 60歳まで引き出せない | 生活防衛資金を確保してから始める |
| 手数料が毎月かかる | ネット証券で運営管理手数料を0円にする |
| 元本割れリスク | 長期分散投資 or 元本確保型を選ぶ |
| 受取時に課税される場合がある | 退職金との受取時期をずらす |
| 掛金上限が低い | NISAと併用して投資額を補う |
デメリットはあるものの、年収300万円以上の会社員なら節税メリットがデメリットを上回るケースがほとんどです。
まずはiDeCoの節税シミュレーションで「自分がいくら得するか」を確認してから判断してください。
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