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ガス会社を見直すだけで年間1〜3万円の節約が可能です。都市ガスとプロパンガスそれぞれの乗り換え手順・料金比較・注意点をまとめました。
ガス代を安くしたいなら、ガス会社そのものを見直す のが最も効果的です。
節約というと「お風呂の温度を下げる」「シャワーの時間を短くする」といった使い方の工夫を思い浮かべがちですが、これらの効果はせいぜい月数百円にとどまります。 ガス会社を乗り換えれば、生活の質を変えずに 月1,000〜3,000円、年間で1〜3万円以上 の削減が見込めます。
ただし、ガスの見直し方は「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」で大きく異なります。 この記事では、それぞれの料金の仕組み・乗り換え手順・注意点を分けて解説します。
まず、自分が使っているガスの種類を確認しましょう。 ガスの種類によって料金体系や見直し方法がまったく異なります。
| 項目 | 都市ガス | プロパンガス(LPガス) |
|---|---|---|
| 供給方法 | 地下の導管で供給 | ガスボンベを配送 |
| 料金の決まり方 | 規制料金 or 自由料金 | 完全自由料金(業者が独自に設定) |
| 料金水準(月額目安) | 3,000〜7,000円 | 5,000〜15,000円(都市ガスの約1.5〜2倍) |
| 自由化の状況 | 2017年に小売自由化 | 以前から自由化済み |
| 乗り換えのしやすさ | Webで手続き可能 | ガス会社への直接連絡が必要 |
プロパンガスが都市ガスより高い理由は、ボンベの配送コストや人件費がかかることに加え、料金が完全自由設定のため、業者間の価格差が非常に大きい ことにあります。
経済産業省 資源エネルギー庁のガス小売自由化のページでも、ガスの自由化について詳しく説明されています。
2017年4月から都市ガスの小売が自由化され、従来の都市ガス会社(東京ガス・大阪ガスなど)以外にも、新しいガス会社を選べるようになりました。
電力自由化と同じ仕組みで、ガスの品質や供給の安定性は変わりません。 導管(地下のガス管)は従来の都市ガス会社が引き続き管理しているため、どのガス会社を選んでもガスの届き方は同じです。
都市ガスの乗り換えによる節約額の目安は以下のとおりです。
| 世帯タイプ | 大手都市ガスの月額目安 | 新ガス会社の月額目安 | 月の節約額 | 年間の節約額 |
|---|---|---|---|---|
| 一人暮らし | 約3,500円 | 約3,200円 | 約300円 | 約3,600円 |
| 二人暮らし | 約5,000円 | 約4,500円 | 約500円 | 約6,000円 |
| 3〜4人家族 | 約7,000円 | 約6,200円 | 約800円 | 約9,600円 |
電気と同じ会社にまとめる「セット割」を利用すると、さらに月100〜300円の追加割引が適用されるケースもあります。
都市ガスの乗り換えは、電力会社の乗り換えとほぼ同じ流れです。
ステップ1:今のガス代と使用量を確認する(5分)
ガスの検針票またはガス会社のマイページで、直近3か月分の月額料金とガス使用量(m3)を確認します。 冬場は給湯・暖房でガスの使用量が増えるため、季節ごとの変動を把握しておくと比較の精度が上がります。
ステップ2:比較サイトで乗り換え先を探す(5分)
エネチェンジ(ガス比較)などの比較サイトで、郵便番号とガス使用量を入力すれば、自分に合った安いガス会社が見つかります。
比較のポイントは以下の3つです。
ステップ3:新しいガス会社に申し込む(5分)
乗り換え先が決まったら、Webサイトから申し込みます。 必要な情報は以下の3つです。
今のガス会社への解約連絡は不要 です。 乗り換え先のガス会社が代行してくれます。
申し込みから切り替えまでは2〜3週間程度です。
プロパンガスの料金は都市ガスの約1.5〜2倍が相場です。 その主な理由は以下の3つです。
特に問題なのが「自由料金」という仕組みです。 プロパンガス消費者協会の調査によると、同じ地域でも業者によって 基本料金で500円以上、従量単価で100円/m3以上の差 があるケースは珍しくありません。
つまり、今の業者が「適正価格」かどうかを確認するだけでも、大きな節約につながる可能性があります。
まず、今のプロパンガス料金が相場と比べて高いか安いかを確認しましょう。
確認手順は以下のとおりです。
プロパンガスの料金を下げるには、2つの方法があります。
| 方法 | 節約効果 | 手間 | 対象 |
|---|---|---|---|
| ガス会社の乗り換え | 月2,000〜5,000円(年間2.4〜6万円) | やや手間がかかる | 持ち家・戸建て |
| 今のガス会社に料金交渉する | 月500〜1,500円(年間0.6〜1.8万円) | 電話1本 | 賃貸・持ち家どちらも可 |
持ち家(戸建て)の場合は、ガス会社を自由に乗り換えられます。
乗り換え手順は以下のとおりです。
注意点として、プロパンガスの乗り換えには 現在のガス会社への連絡が必要 です。 都市ガスや電力のように乗り換え先が代行してくれるわけではないため、解約手続きは自分で行います。
また、ガス設備(配管やメーターなど)をガス会社から借りている場合は、解約時に「設備撤去費用」が発生することがあります。 契約書で設備の所有関係を確認してから乗り換えを進めてください。
賃貸住宅の場合、ガス会社を入居者が自由に変更することは難しいケースが多いです。 しかし、今のガス会社に料金交渉すること自体は可能 です。
交渉のポイントは以下のとおりです。
交渉だけで従量単価が50〜100円/m3下がるケースもあります。 仮に月20m3使用している場合、従量単価が100円下がれば 月2,000円、年間24,000円の節約 です。
都市ガスの自由化は、都市ガスの導管が整備されているエリアに限られます。 お住まいの地域に新ガス会社が参入しているかどうかは、比較サイトで郵便番号を入力すれば確認できます。
対応エリア外の場合は、電気とのセット割プランを検討するのが次善策です。
プロパンガスは料金が自由設定のため、乗り換え後に徐々に値上げされるケースがあります。 これは「売り込み価格」と呼ばれ、最初だけ安い料金を提示して契約を取り、その後じわじわと値上げする手法です。
対策としては以下が有効です。
賃貸物件のプロパンガス会社は、大家や管理会社が決めていることがほとんどです。 入居者が勝手にガス会社を変更することはできません。
ただし、大家に相談して変更してもらうことは不可能ではありません。 「ガス代が高くて退去を検討している」など、大家にとってもメリットのある伝え方が効果的です。
都市ガスからプロパンガスへ(またはその逆に)切り替える場合は、ガスコンロや給湯器の交換が必要になります。 都市ガスとプロパンガスではガスの成分が異なるため、機器がそのままでは使えないことがあります。
同じ種類のガス(都市ガス同士、プロパン同士)での乗り換えなら、機器の交換は不要です。
ありません。 都市ガスは同じ導管を使って届くため、乗り換え前後でガスの供給が途切れることはありません。 切り替え日に特別な操作も不要で、普段どおり使い続けるだけです。
お住まいの地域の平均価格と比較するのが基本です。 一般的に、基本料金が1,800円以下、従量単価が400円/m3以下であれば適正な水準といえます(地域差あり)。 プロパンガス消費者協会の料金診断で、地域別の適正価格を確認できます。
電気の乗り換えを先に行うほうが効率的です。 電気は比較サイトでの手続きが簡単で、節約額も大きいため、成功体験を得やすいです。 その後、同じ会社でガスのセット割を組むか、ガス単体で安い会社を探すかを検討するとスムーズです。
詳しくは 電力会社の乗り換え手順 を参考にしてください。
ガス会社の見直しは、一度手続きすれば毎月自動的に節約効果が続きます。 電気代と合わせて見直すと、光熱費全体で年間2〜5万円の削減も十分可能です。
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