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エアコンの電気代は設定温度・自動運転・フィルター掃除の3つを見直すだけで月2,000円前後の節約が可能です。今日からできる5つの方法を具体的に解説します。
エアコンの電気代は設定温度・自動運転・フィルター掃除の3つを見直すだけで月2,000円前後の節約が可能です。今日からできる5つの方法を具体的に解説します。

エアコンは家庭の消費電力の中でもっとも大きな割合を占める家電です。 資源エネルギー庁の統計によると、夏の家庭用電力消費の約25〜30%、冬は30〜35%をエアコンが占めています。
電気代を下げる近道は「使わない」ではなく「正しく使う」ことです。 設定温度・運転モード・フィルターの3点を見直すだけで、月2,000円前後の節約につながるケースがあります。
この記事では「すぐできる5つの方法」と「電気代を左右する3つの要因」を順番に解説します。 まずは概要を把握し、自分に合った対策から始めてみてください。
エアコンの電気代が「なぜ高くなるのか」の根本を知りたい場合は、電気代が高い原因は?季節・家電・契約プランから節約法を解説も合わせてご覧ください。

以下の5つは今日から実践できる節電方法です。 効果が大きい順に並べているので、上から順に試していくのが効率的です。
冷房は28度、暖房は20度を基準にすると消費電力を抑えやすくなります。
省エネ法に基づく目安(資源エネルギー庁)では、冷房時に設定温度を1度上げると約13%の節電効果があるとされています。 たとえば25度設定から28度設定に変えると、単純計算で約40%の消費電力削減が見込めます。
とはいえ「暑さを我慢する」のは本末転倒です。 扇風機やサーキュレーターを併用して体感温度を下げる方法と組み合わせるのが現実的な対策です。
手動で「強」設定にし続けると、実は消費電力が増えます。
エアコンは起動直後にもっとも電力を消費し、設定温度に近づくほど消費電力が下がります。 自動運転モードは室温を検知して出力を自動調整するため、手動の「強」設定よりも効率的に電気代を抑えられます。
「強で短時間」と「自動で長時間」ではどちらが電気代が安いかは環境次第ですが、こまめにオンオフを繰り返すよりもつけっぱなしの自動運転のほうが電気代を節約できる場合が多いです。 特に外出が短時間(30分以内)の場合は、消したほうが高くなるケースもあります。
フィルターが詰まると消費電力が増えます。
エアコンのフィルターにほこりが溜まると、空気の流れが悪くなり、同じ室温を保つためにより多くの電力が必要になります。 ダイキンの試算では、2週間に1回のフィルター掃除で約10%の節電効果があるとされています。
掃除の手順はシンプルです。
所要時間は5〜10分。月1回の習慣にするだけで効果があります。
エアコンと扇風機を組み合わせると、設定温度を緩めても同じ快適さが得られます。
冷房時:扇風機で体感温度を2〜3度下げられるため、28度設定でも25〜26度相当の涼しさになる 暖房時:サーキュレーターで天井付近の暖気を循環させると、暖房効率が上がる
扇風機の消費電力は30〜50W程度で、エアコン(400〜2,000W)と比べると圧倒的に少ないです。 電気代への影響はほぼ無視できるため、積極的に活用する価値があります。
就寝中にフル稼働させ続けると電気代が積み上がります。
就寝後は体温が下がるため、就寝1〜2時間後にエアコンをオフにするか「弱」に切り替えるだけで消費電力を抑えられます。 多くのエアコンには「おやすみタイマー」機能があり、設定すると就寝後に自動で温度を段階的に上げ(冷房の場合)、その後オフになります。
節電の効果を高めるには、電気代がなぜかかるのかを理解しておくことが重要です。
外気温と設定温度の差が大きいほど、エアコンが消費する電力は増えます。
| 季節 | 外気温(目安) | 設定温度 | 温度差 |
|---|---|---|---|
| 夏(東京) | 35度 | 28度 | 7度 |
| 冬(東京) | 5度 | 20度 | 15度 |
冬のほうが温度差が大きくなりやすいため、暖房のほうが消費電力が増える傾向があります。 一人暮らしの冬の電気代が高くなる主因のひとつです。
エアコンの「APF(通年エネルギー消費効率)」が高いほど、同じ冷暖房効果に必要な電力が少なくなります。
10年以上前の機種は最新機種と比べて効率が20〜30%低い場合があります。 フィルター掃除や設定見直しで改善できる範囲に限界を感じたら、機器の買い替えも検討する価値があります。
部屋の断熱が不十分だと、エアコンで調整した室温がすぐに外気温に引き戻されます。
賃貸でも実施できる対策が多く、エアコンの設定温度を変えずに電気代を下げられます。
以下のどれかに当てはまる場合は、エアコン本体の買い替えが節電の近道になります。
| 確認ポイント | 目安 |
|---|---|
| 使用年数 | 10年以上(省エネ効率が大幅に低下している可能性) |
| 冷暖房が効きにくい | 設定温度になるまでに時間がかかる |
| 異音・臭い | 内部の劣化・カビの可能性 |
| 電気代の急増 | 使い方を変えていないのに電気代が急に上がった |
最新のエアコンはAPF値が7〜8程度のものが多く、10年前の機種(APF4〜5程度)と比べると、同じ冷暖房効果でも電気代が30〜40%安くなる場合があります。 購入費用と年間節約額を比較して判断してください。
一般的な一人暮らし向け(6〜8畳)のエアコンの場合、年間電気代の差は5,000〜10,000円程度になることがあります。 仮に年間8,000円の節約効果があれば、5〜7万円の本体代は7〜9年で回収できる計算です。
なお、電力会社の乗り換えでも電気代全体を下げられます。 乗り換え先の比較は 新電力おすすめ比較 で確認できます。
外出時間が30分以内なら、消すより「つけっぱなし」のほうが安い場合が多いです。 エアコンは起動時にもっとも電力を消費するため、短時間の外出でオンオフを繰り返すと電気代が増えます。 目安として、外出が1時間を超える場合は消したほうが節電になります。
はい、ただし扇風機との併用が前提です。 28度設定でも扇風機を使うと体感温度が2〜3度下がるため、25〜26度設定と同等の涼しさになります。 扇風機の消費電力(30〜50W)はエアコンの10分の1以下なので、組み合わせると電気代全体を抑えられます。
設定温度・フィルターの詰まり・機器の劣化の3つが主な原因です。 ただし、電気代全体が高い原因はエアコン以外にもあります。 電気代が高い原因は?季節・家電・契約プランから節約法を解説 で3軸の原因診断方法をまとめているので、合わせて確認してみてください。
電気代全体の固定費削減に取り組む