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銀行口座の最適な数は3つ。生活費・貯蓄・投資の3口座に分けるだけで、お金の流れが見える化でき、貯蓄が自動化できます。おすすめのネット銀行の組み合わせと自動振替の設定方法をまとめました。
貯金がうまくいかない原因の多くは「意志の弱さ」ではありません。生活費と貯蓄が同じ口座に入っていることが根本的な問題です。
口座を3つに分けて、給料日に自動で振り分ける仕組みを作れば、意識しなくてもお金が貯まります。
この記事では、3口座体制の具体的な作り方とおすすめの銀行、自動振替の設定方法まで解説します。
1つの口座で生活費も貯金も管理していると、月末に残った金額が貯金になります。しかし人間は「使える残高」が見えると使ってしまう傾向があります。
行動経済学では「メンタルアカウンティング(心の会計)」と呼ばれる考え方があります。お金を目的ごとに分けると、それぞれの予算を守りやすくなるという仕組みです。「残ったら貯金しよう」という方針では、ほとんどの場合お金は残りません。
「生活費」と「貯蓄」の2口座でも改善はできます。ただし、投資(NISA等)を始めると証券口座への入金が必要になり、貯蓄と投資の資金が混ざってしまいます。急な出費(冠婚葬祭・家電の故障など)にも貯蓄口座から引き出すことになり、せっかくの積立が崩れやすくなります。
給料日に自動振替で貯蓄口座へ移せば、残った金額だけで生活する習慣が自然にできます。これが「先取り貯金」の考え方です。
口座を分けることで、以下のメリットが得られます。
3口座がベストな理由は、4口座以上にするとかえってデメリットが大きくなるからです。
管理の手間が増える。 4口座以上になると、どの口座にいくら入っているか把握しにくくなります。アプリを4つ確認し、振替を3件設定し、通知を4つ管理する。この手間が積み重なると管理を放棄してしまうリスクがあります。
休眠口座のリスク。 使わなくなった口座を放置すると「休眠預金」になる可能性があります。2018年に施行された休眠預金等活用法により、10年以上取引がない口座の預金は民間公益活動に充当される仕組みです。請求すれば返金されますが、手続きに時間がかかります。
振込手数料がかさむ。 口座が多いほど資金移動の回数が増え、無料回数を超えると1回あたり100〜400円の手数料がかかります。
3つの口座に、それぞれ明確な役割を持たせます。
| 口座の役割 | 入れるお金 | おすすめの銀行 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|---|
| ①生活費口座 | 給与振込+日常支出 | 楽天銀行 | ポイント還元・楽天経済圏との相乗効果 |
| ②貯蓄口座 | 毎月の積立貯蓄 | 住信SBIネット銀行 | 目的別口座機能で貯蓄を細かく管理できる |
| ③投資用口座 | NISA・投資信託への入金 | SBI新生銀行 | SBI証券との連携がスムーズ |
給与の振込先に設定し、家賃・光熱費・食費などの日常支出をすべてここから出します。
楽天銀行を選ぶ理由は、楽天カードの引落口座にすると楽天市場のポイント還元率が+0.3倍アップする点です。楽天証券のマネーブリッジ設定で普通預金金利が年0.38%になるため、生活費の待機資金にも利息がつきます。
毎月決まった金額を自動振替で移し、手をつけない貯蓄として管理します。
住信SBIネット銀行には「目的別口座」という独自機能があり、1つの口座内で最大10個の仮想口座を作れます。「旅行資金」「緊急予備費」「引越し費用」など、目的ごとに貯蓄額を分けて可視化できます。
なお、住信SBIネット銀行のVポイント支店(V NEOBANK)で開設すると、ランク条件なしでATM出金が月5回無料・他行振込が月5回無料になります。さらにMastercardデビットの還元率が常時1.5%と高水準で、Apple PayやGoogle Payにも対応しています。V NEOBANKは公式サイトから直接開設できます。
NISAや投資信託への入金用に使います。
SBI新生銀行はSBI証券と連携すると、ダイヤモンドステージが適用されて他行振込が月10回無料・ATM出金が無制限無料になります。投資口座への定期的な入金がスムーズに行えます。
住信SBIネット銀行の「目的別口座」は、3口座体制の中でも貯蓄管理の要になる機能です。
代表口座(メインの普通預金)とは別に、最大10個の仮想口座を作成できる機能です。それぞれに名前と目標金額を設定でき、アプリ上で進捗を確認できます。
口座ごとにキャッシュカードが届くわけではなく、あくまで同じ銀行内の「仕切り」です。資金の移動は即時・無料で行えます。
| 目的別口座の名前 | 目標金額の例 | 毎月の積立額 |
|---|---|---|
| 緊急予備費 | 50万円 | 2万円 |
| 旅行資金 | 30万円 | 1万円 |
| 引越し費用 | 40万円 | 1.5万円 |
| 家電買い替え | 20万円 | 5,000円 |
目的ごとに目標金額と積立額を決めておけば、「何のためにいくら貯まっているか」がひと目でわかります。
作成も削除も無料で、何度でもやり直せます。まずは「緊急予備費」と「旅行資金」の2つから始めるのがおすすめです。
3口座体制の効果を最大化するには、給料日に自動で資金が振り分けられる仕組みを作ります。
たとえば手取り25万円の場合、以下のように自動で振り分けます。
楽天銀行から他行への自動振込(定額自動振込サービス)を使います。
住信SBIネット銀行側では、代表口座に届いた資金を目的別口座へ自動振替する設定も可能です。「代表口座→緊急予備費」「代表口座→旅行資金」のように、貯蓄の中身も自動で振り分けられます。
3口座体制に必要な銀行口座は、すべてオンラインで開設できます。
SBI新生銀行と楽天銀行は、ハピタス経由で開設すると数千円分のポイント還元を受けられます。通常の口座開設と手順は同じで、ハピタスを経由するだけで追加のポイントがもらえます。
開設手順は以下の通りです。
3行とも口座維持手数料は無料です。開設して使わなくても費用はかかりません。
最初から手取りの30%以上を貯蓄に回すと、生活が苦しくなって挫折しやすくなります。まずは手取りの10〜15%から始めて、慣れてきたら徐々に増やすのが長続きのコツです。
自動振替で貯蓄に回した後の残高で1ヶ月過ごせているか、最初の2〜3ヶ月はこまめにチェックしましょう。足りなければ貯蓄額を調整して、無理のない金額を見つけてください。
目的別口座は「仕切り」であって、ロックされるわけではありません。誘惑に負けて引き出してしまう可能性はあります。
対策として、貯蓄口座のキャッシュカードを財布に入れない・アプリのショートカットを消すなど、引き出しにひと手間かかる状態を作ると効果的です。
せっかく貯金しても手数料で目減りしては意味がありません。ATM手数料や振込手数料を0円にする方法は、それぞれの記事で詳しく解説しています。
各銀行の金利条件を比較して口座を選びたい方はネット銀行の金利比較も参考にしてください。
最初に自動振替を設定すれば、あとは月1回残高を確認するだけです。1口座で「使った額」と「貯まった額」を暗算するほうが手間がかかります。
目的別口座にも普通預金の金利が適用されます。ただし金利は代表口座と同じ水準なので、金利目的というよりも「お金の仕分け」として活用するのが主な使い方です。
はい、金額に関係なく仕組みとして有効です。貯蓄口座への積立が月5,000円でも、自動化しておけば年間6万円が確実に貯まります。金額よりも「自動で分ける仕組みがあるかどうか」が重要です。
今は投資をしていなくても、将来NISAを始めるときに口座があると手続きがスムーズです。口座維持手数料は無料なので、先に作っておいて損はありません。投資前でも「予備口座」として使えば、冠婚葬祭や家電の故障など突発的な出費を貯蓄口座から出さずに済みます。
無理に解約する必要はありません。まず3口座の役割を決めて、残りは予備として放置しておけば十分です。ただし10年以上取引がない口座は休眠預金になる可能性があるため、年に1回は残高確認か少額の入出金をしておくと安全です。
都市銀行でも3口座体制は作れます。ただし、コンビニATM手数料や振込手数料がネット銀行より高くなりやすい点は注意が必要です。ネット銀行と都市銀行の詳しい違いはネット銀行と都市銀行の違いで比較しています。
家計管理の基本は同じです。まず世帯として「生活費」「貯蓄」「予備」の3つの役割を決めます。夫婦それぞれの口座がある場合は、役割ごとにどの口座を使うかを取り決めれば、必ずしも新しい口座を作る必要はありません。
3口座体制を始めるために、次のステップに進みましょう。
登録は3分・完全無料